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三井住友海上キャピタル
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低温精製技術を利用した自社工場を建設し2026年頃からのベリリウム及びベリリウム化合物の製造・販売を目指す量子科学技術研究開発機構発のスタートアップ。 同社は、核融合研究機関である国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構において、ベリリウムの精製コスト低減を図る研究開発を進め、化学処理とマイクロ波加熱の複合技術による新たな低温精製技術の開発に成功した。従来ベリリウム鉱石の溶解で2,000℃の高熱処理が必要であったのに対し、低温精製技術では300℃の常圧で溶解することができ、圧倒的な低コスト・省エネルギーでベリリウム精製が実現可能となっている。同社はベリリウムを安定かつ低価で供給することで、核融合の社会実装を目指している。 2024年3月には、シードラウンドにおいて、ジェネシア・ベンチャーズをリード投資家として、その他JGC MIRAI Innovation Fund(日揮みらい投資事業有限責任組合)、三井住友海上キャピタルを引受先とした、2億5,000万円の資金調達を実施した。今回調達した資金を基に、パイロットプラントの実証の加速化と、技術プラットフォーム事業を開始していく予定だ。
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