iPS細胞由来の細胞製人工膝関節の研究開発を行う佐賀大学と京都大学発スタートアップ。 同社は、iPS細胞×軟骨細胞3Dプリントでの膝軟骨再生医療の研究・開発を行なっている。iPS細胞研究の先駆者である京都大学によるiPS細胞から神経堤細胞を経由し間葉系幹細胞に誘導し、大量に質のよい間葉系幹細胞(MSC)を得る技術と、佐賀大学の先端的なバイオ3Dプリンタを用いた組織立体化を実現する技術の2つの技術による膝軟骨再生医療を開発した。“広範囲にわたるカーブした曲面を保持する関節軟骨の再生”に成功し、これにより、膝関節の自然な形状と機能を取り戻すことが可能になる。膝の痛みから解放されるだけではなく、人生100年時代において活動的な健康寿命を伸ばしたり、軟骨や半月板、靭帯などの故障でアスリートの夢が絶たれない社会の実現を目指している。 2024年4月には科学技術振興機構からの出資による資金調達を実施した。
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