マンガに特化したローカライズ支援ツール「Factory」を開発するスタートアップ。 「Factory」は、世界最高峰の機械学習エンジニアチームによって開発されたマンガに特化したローカライズ支援ツールだ。最先端のコンピュータビジョンや自然言語処理を中心とした、様々な深層学習モデルをパイプライン化することで、翻訳出版プロセスの大半を自動化する。同社はこのシステムを活用することで、世界に誇る“日本マンガ”の翻訳出版量を従来の10倍から100倍に増やすことを目指している。 2024年5月にはプレシリーズAラウンドにおいてグロービス・キャピタル・パートナーズをリード投資家として、小学館、ANRI、SBIインベストメント、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ、みやこキャピタル、千葉道場ファンド、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル、GFR Fundからの総額29億2,000万円の資金調達を実施した。本資金調達により、同社独自のツールを用いたマンガ翻訳の規模を拡大し、日本のマンガの現状英訳ペース(同社調べ)の約5倍となる月間500冊の翻訳を目指すほか、2024年3月に米国法人の設立を完了し、翻訳した作品を広めるための電子マンガストア「emaqi」を2024年夏に米国でローンチする予定だ。
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