太陽光発電システムの第三者所有サービス「シェアでんき」を提供するスタートアップ。 「シェアでんき」は、初期費用0円で太陽光発電システムを設置し、電気代が安価になるサービスである。一定期間経過後はシステム一式を顧客に無償譲渡する点も評価され、2024年3月時点で契約申込み17,000件超と急成長している。また、高度環境配慮型都市・脱炭素社会の実現に向けた福岡県吉富町との官民連携をはじめとした公共セクターとの協定が進むほか、同社はTesla Motors JapanのTesla Powerwall Certified Installer(Tesla Powerwall認定提供会社) に認定されている。 2024年4月には、シリーズBエクステンションラウンドにおいて、東芝テック、三菱UFJ信託銀行、K4 Ventures、住友商事、AGキャピタル、TIS、八十二サステナビリティ1号投資事業有限責任組合、GMO VenturePartners、信金キャピタル、日本海ラボ、他1社を引き受け先とする第三者割当増資により資金調達を実施した。併せて、みずほ銀行との融資契約、及びみずほ銀行をアレンジャーとしたシンジケートローン(参加行:三井住友銀行、埼玉りそな銀行、商工組合中央金庫)による融資契約を締結、加えて、三井住友トラスト・パナソニックファイナンスとの融資契約を締結した。これにより、第三者割当増資と融資契約を合わせて総額40億円の資金調達を実施し、2022年8月19日のプレスリリース以降の総資金調達額は121億9,000万円となった。今後「シェアでんき」のサービス品質の向上や提供範囲の拡充、及び設備投資への資金手当を行う予定だ。
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