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三井住友海上キャピタル
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3Dプリンタで建築をつくり資源循環を実現する慶應義塾大学発スタートアップ。 同社は、独自に開発した大型3Dプリンタを使用して、建築用樹脂製コンクリート型枠や内外装パネルなどの建築部材を製造・販売している。材料には再生プラスチックを使用し、資源循環による持続可能な社会の実現に取り組んでいる。建設業界での深刻な労働者不足の社会課題へ取組み、建築の作り方を革新する新工法を開発した。独自の3Dプリント特許技術に加えて、廃棄プラスチックを材料に資源循環とCO2排出削減に貢献する材料技術に強みがある。 2024年2月には、慶應イノベーション・イニシアティブ、三井住友海上キャピタルを引受先とするJ-KISS型新株予約権を発行し、資金調達を実施した。今回の資金調達により、拠点開設や大型3Dプリンタの増設による型枠の生産力強化を進め、建設現場での実証実験を加速させる。深刻な社会課題である“建築における労働力不足・高齢化問題、廃棄プラスチック問題”に対して、デジタル技術を活用して建築のプロセスを進化させることで、型枠職人とともに持続可能な社会の実現に貢献していく方針だ。
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