こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
株式会社ネクスグループが、株式会社スケブを株式交換により完全子会社化しました。このM&Aにより、ネクスグループはデジタルコンテンツ分野の強化を図りつつ、新たな事業収益の柱を形成することを目指しています。スケブの主要サービスである「Skeb」は、クリエイター向けのコミッションプラットフォームとして国内外で成長を続けており、両社のシナジー効果が期待されています。
株式会社ネクスグループは、IoT関連事業を主軸とし、メタバースや暗号資産分野にも事業を展開する企業です。同社はファブレス型経営により、多品種少量の顧客ニーズに柔軟に対応できる点が強みです。また、新技術との融合によるサービス開発を積極的に進めています。
株式会社スケブは、世界最大級のアートコミッションプラットフォーム「Skeb」を運営しています。同サービスは、イラストや音声作品の制作をクリエイターに有償で依頼できるプラットフォームとして、日本から海外まで広く利用され、自動翻訳機能や簡易な取引方式を特徴としています。
ネクスグループは、既存のIoT事業に加え、デジタルコンテンツ分野を強化して収益基盤を多角化する必要がありました。一方、スケブは急速に成長する市場ニーズに応えるために、技術リソースやサポート体制の拡充が求められていました。本M&Aによって、両社の戦略的なニーズが合致し、新たな価値を創出する機会が生まれました。
ネクスグループのIoT技術や暗号資産分野でのノウハウと、スケブのクリエイター向けプラットフォームが融合することで、以下のシナジーが想定されます:
今回のM&Aは、ネクスグループにとってデジタルコンテンツ事業への本格的な参入を示し、スケブにとってはさらなるサービス拡充の足掛かりとなる重要な動きです。昨今のAPIエコシステムやデジタルコンテンツ市場の拡大を背景に、両社の協力による新たな価値創出が期待されます。
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