こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
株式会社イーリサが、Amazon販売総合管理ツール「D-plus(ディープラス)」を、株式会社NOVASTOに譲渡しました。本取り引きにより、両社の強みを活かした新たな価値創造が期待されます。
株式会社イーリサは、Amazon市場分析ツール「ERESA(イーリサ)」を提供する企業で、EC市場でのデータ分析に特化しています。特に、競合分析や価格戦略のサポートを通じて個人事業主から中小企業、上場企業まで幅広く支援しています。
株式会社NOVASTOは、リユース業界向けのクラウド型POSシステム「ReCORE」を中心としたシステム開発や支援事業を展開する企業です。同社はリユースを通じたサーキュラーエコノミーの促進をミッションとし、効率的な運営支援で業界全体に貢献しています。
株式会社イーリサは、既存の「ERESA」に注力するため、リソースを集中させたいという戦略的意図があると考えられます。一方、株式会社NOVASTOは、リユース関連のサービス強化や、EC市場での事業拡大を目指しており、「D-plus」の導入がその一環として位置づけられます。
「D-plus」の譲受により、株式会社NOVASTOは既存の「ReCORE」と連携し、ECとリユースの統合管理を実現する可能性があります。この統合により、リユース市場での効率的な販売戦略が可能となり、顧客企業へのサービス価値が一層向上すると期待されます。また、株式会社イーリサはコア事業に集中することで、データ分析ツールのさらなる進化を図ることが可能です。
今回のM&Aは、両社がそれぞれの強みを活かし、EC市場やリユース市場での競争力を高める狙いを持っています。APIエコシステムやサーキュラーエコノミーなどの潮流の中で、両社の協業がどのように業界の発展に寄与するのか注目されます。
FIRST CVCではCVC400社が参加するコミュニティを運営しており、CVC/スタートアップ双方に様々なサービスを展開しています。
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