こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
株式会社エディオンは、2019年12月に夢見る株式会社の全株式を取得し、同社を子会社化しました。このM&Aにより、エディオンはプログラミング教育事業の強化を図り、夢見る株式会社が運営する「ロボ団」ブランドを活用した教育事業の拡大を目指しています。
株式会社エディオンは、日本全国に展開する家電量販店チェーンであり、家電販売を中核としつつ、リフォーム事業やプログラミング教育事業も行っています。また、DX推進やシステム開発の内製化に取り組み、効率的な運営体制を構築しています。
夢見る株式会社は、ロボットプログラミング教育事業「ロボ団」を運営する企業で、全国100教室以上で約6,000名の生徒にプログラミング教育を提供しています。同社は「好きを学びに社会とつながる」という理念のもと、主体的な学びを促すカリキュラム開発に強みを持ち、国際大会での実績もあります。
エディオンは、既存の教育事業「エディオンロボットアカデミー」を拡大し、地域社会と連携して子どもたちの成長を支援する事業基盤を強化するニーズがありました。一方、夢見る株式会社は、少子化や競争激化を背景にさらなる成長資金とブランド力、経営リソースを必要とする状況でした。この双方の戦略的ニーズが一致した結果、今回のM&Aが成立しました。
このM&Aでは、以下のようなシナジー効果が期待されます:
今回のM&Aは、両社の強みを統合し、教育市場での競争力を高める重要な一歩といえます。夢見る株式会社の「ロボ団」事業を活用することで、エディオンは教育事業を強化し、持続可能な事業展開を目指しています。また、教育市場における多様なニーズに対応する取り組みは、少子高齢化時代において一層注目されています。
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